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Jean Pierre Marie Persoit

Bow Maker  1783-1854
Mirecourt, ParisFrance

ジャン・ピエール・マリー・ペルソワがどの様に弓製作を学んだか、始めに誰が雇っていたのか、確かなことは分かっていないが、その作品からはリュポの影響が見て取れる。1825年頃より「P.R.S」という特徴的なスタンプを用い始めるが、これにより彼のスペルを「Persois」と誤って認識されることがしばらく続いた。「PARIS」の”A”と"I"を取り除き独自ブランドとしたとも考えられるが、真意は不明のままである。
 
1826年から1838年にはJ.B.ヴィヨームの下で働き、スティックはその影響が反映されているものの、F.X.トルテの要素が明らかに見て取れる。ヘッドは力強く丸みを帯び、フロッグは低く短く、角張ったスロートを持つ。彼自身の名による弓は数が少ないが、それらは一様に高い品質である。ヴィヨームの工房で彼の弟子であったD.ぺカットは、後にペルソワとトルテの作風に影響を受け、優れた操作性を持つ独自の弓を作り上げた。