弦楽器メルマガ
BG Newsletters 配信中!
BG Newsletters に登録する登録する

日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

メーカー辞典

SEARCH

半角英数字のみ/空欄可

François Peccatte

Bow Maker  1821-1855
Mirecourt, ParisFrance

フランソワ・ぺカットはD.ペカットの弟である。ミルクールで修行した後、兄の下で働くべく1840年頃にパリへ移った。力強いハチェット(マサカリ)型のヘッドなどの特徴とする兄の成型に影響を受けたフランソワの弓は品質が高い。彼ら兄弟がミルクールへ戻った1847年以降は共同して製作することが多くなった。フランソワの作品はスタンプが押されていなものが多いが、稀に兄と同じ「PECCATTE」「PARIS」が刻印されているものがある。
 
1852年にはJ.B.ヴィヨームの下で働くために再びパリへ移ったが、そこで製作された工房向けの彼の弓は、他のヴィヨーム・ブランドの弓と大差無い程度であった。1855年に病に倒れ、34歳の若さで亡くなった。彼の息子であるシャルルは19世紀後半における弓製作者として大きな成功を収めた。