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& national holidays

10:30~19:00

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
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KORAKUEN Station (M22, N11)
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個性のぶつかり合いによる4声の調和を聴く。


2017年3月11日-12日のジャパン・ストリング・カルテット(以下JSQ)サロンコンサートが、大盛況のうちに終了いたしました。

20年間のカルテット活動のなかで積み上げてきた音楽が、現在の4人それぞれの個性を通して衝突し、絶妙なアンサンブルを聴くことができました。

小石川にある文京楽器のショールーム1Fへたくさんの椅子が並べられ、日が暮れる頃には30名近くのお客さまで一杯になります。今回はYAMAHA C1 グランドピアノが奥まった場所へ。その前に4つの譜面台が並べられました。

今年で3回目を迎えるJSQによるサロンコンサート。毎回ベートーベンの作品を取り上げている中、今回は初期の作品18より、優雅で「挨拶」とも呼ばれる第2番ト長調と、堂々とした第6番変ロ長調の2曲をプラグラム。

JSQの先生方は多忙かつ活動の場所が国内でも西から東へ、岩崎さんは国外ですので、リハーサルの時間はとても限られていたそう。

今回も演奏会当日の午前中に小石川の文京楽器に集まり、2Fにあるレッスン室で最後まで入念にアンサンブルの確認をされていました。

本番は何が起こるかわからない。でも準備は出来る限りのことをきちんとしておきたい」と菅沼先生。

印象的だったのは、4声が丸く寄りそう幸せな時間があったと思えば、一方でそれぞれの個性がぶつかり合う激しい戦いの場面があり、そんな状況のなかにおいても、4人がもつ信頼尊敬の念により、ひとつの音楽を創っていく"おもしろさ"があったことです。

ベートーベンはもちろん素晴らしかったし、それに添えられたドボルザーク「アメリカ」はとくべつ聞き応えがありました。岩崎先生のピチカートと菅沼先生のソロが音楽の躍動をつくった上に、久保先生と久合田先生の寄りそうふたつのバイオリンが、高いところでキラキラと憧れをもって輝く。そんな素敵なアンサンブルでした。

ご来場くださった方々より、「ホールとは全く異なる臨場感と興奮があった!」「演奏者の方々の心がダイレクトに伝わる距離感で聴けたことに感動しました!」等、ご好評をいただきました。

JSQの先生方、ほんとうにありがとうございました。次回の開催を期待しております。