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Jean Adam "Grand"

Bow Maker  1823-1869
Paris, MirecourtFrance

弓製作アダム家の中で最も優れたジャン・グラン・アダムはミルクールに生まれ、父ジャン・ドミニクより製作を学んだ。彼は1842年まで父親と働いた後、J.B.ヴィヨームの下で働くためにパリへ移った。
 
アダムの初期の弓は、やや高めのヘッドとトルテ・スタイルのフロッグを採用している。ヴィヨーム工房向けに製作した弓は、金属のアンダースライドなどのパリ・スタイルを取り入れており、トルテの作風と強い類似性がある。パリ時代の弓はミルクール時代のものに比べて数が少なく、ヴィヨーム工房ブランドとして製作された多くの弓の中からアダムによる製作のものを識別することは容易ではない。
 
1853年には故郷ミルクールへ戻り自身の工房を構え、主にペカットシモンよりインスピレーションを得ながら製作を行った。この時期の弓はスタンプが無いことが多い。
 
アダムの弓は非常に高い品質の下製作され、そのトルテのような音質により、多くの演奏家から評価を集めている。